こんにちは、POTATOです。S17お疲れ様でした。レート2000に届きませんでしたが、竜王戦のまとめとして記事にしたいと思います。
【最終結果】
TN POTATO 最高1927 最終1904 351位
TN クザン 最高1906 最終1842 901位
【構築経緯】→
→
構築を考えている時にHB+HD貯水
+HD
を軸する、タイプ受けサイクルが強いと教えてもらったのでそこから組み始めた。
を出さない時に、
では毒でしか相手に負荷をかけれず、こちらのサイクルが不利になっていたので、毒とステロを自然に採用でき、
と同じく水と電気の一貫を切ることができるHD貯水
に変更。
これらの軸では増加傾向にあった弱保や
、
軸に勝てないため、物理の詰ませができ、宿木や鉄壁ボディプレで裏への負荷をかけれる
を採用。
上記の4匹は低速であるため、鉢巻や
の一貫が凄く、不利対面を作るだけで1匹持っていかれることが多かった。
そこでや
、その他にもきつかった
や
に強く、相手から見えづらい崩しとなる眼鏡
を採用。
もう1体の崩し枠として、入り受けループや霊の一貫を切れていない構築を珠+龍舞で破壊できる
を入れて構築が完成した。
【コンセプト】
- 再生力やタイプ受けでサイクルを回しながら、毒や火傷、ステロなどの定数ダメージで削りつつ、刺さっているポケモンの一貫を作るor相手を詰ませる
- 初手出し負けてもいいように、出来る限り裏に引き先を用意する
【個体紹介】
ホウオウ@厚底ブーツ
特性:再生力
性格:腕白
213(252)-151(4)-150(204)-×-175(4)-116(44)
聖なる炎/ブレイブバード/身代わり/自己再生
H:3n
A、D:端数
B:出来るだけ高く
S:準速カグヤ+2 S+1で準速エスバ抜き抜き
不一致の岩技ならある程度耐えてしまうバグレベルの耐久で幅広い構築に出すことができ、様子見としての初手性能がとても高い伝説枠。
基本の技3つに加え、有利対面での安定択になり、カバルドンやラグラージの欠伸展開を防ぐため「身代わり」を採用。この技のお陰でステロ欠伸展開には、「聖炎」の火傷運ゲと合わせて有利に立ち回ることができた。
火傷をするとラグラージの「クイックターン」で「身代わり」が割れないので、身代わりを残したまま裏に負荷をかけることができた。
再生力で交換を繰り返し、疑似的に自己再生を行い、相手のダイマを枯らしてから、ダイマで切り返していた。最高のポケモン。
終盤、ゴツメサンダー対策のエッジウーラオス、ドヒドイデ対策のワイボザシアンが増えたため、モロに影響を受けてキツかった。
ガマゲロゲ@食べ残し
特性:貯水
性格:穏やか
209(228)-×-105(76)-105-133(204)-94
熱湯/毒毒/守る/ステルスロック
H:16n+1
HB:陽気鉢巻ウーラオスの 暗黒強打確定耐え
HD:特化カイオーガのダイアイスを霰ダメ込みで2耐え、特化カイオーガの冷ビ3耐え
構築単位で切りたい電気+ホウオウの苦手な水の一貫を切れる汎用性のあるクッション。カイオーガ+サンダーの並びを意識してHDベース。
毒とステロを合わせて、ホウオウの足りない火力を補う。ヌオーと比べ、ステロがあることで腐りづらく、バンギラスが出せない時のサンダー絡みのサイクルに強く出ていくことができる。
物理も最低限の耐久があるため、相手のダイマに対して後出し→守るでダイマを枯らし、裏のダイマで切り返していた。
使っていくうちに愛着が湧いたが、眠った時の顔面はやはりブサイク。
バンギラス @カゴの実
特性:砂起こし
性格:慎重
205(236)-155(4)-132(12)-×-167(252)-82(4)
本当は残飯を持ちたい枠①
黒バド、サンダー受け。
残飯が取られていたため、仕方なくねむカゴで採用。しかし、黒バドの緊張感でカゴが発動しない、サンダーのダイサンダーでエレキフィールドになり、眠ることができないといった問題点があった。
何も考えず出すと、役割対象がいない時に簡単に腐るため、本当に出して良いか考えて選出していた。
「電磁波」を採用したが、外しまくる上によく地面タイプをあと投げされるため、起点回避のための「イカサマ」に変更した。
ナットレイ@フィラの実
特性:鉄の棘
性格:呑気
181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22 ※最遅
ジャイロボール/ボディプレス/鉄壁/宿木の種
本当は残飯を持ちたい枠②
これまでキツかった日ネク軸に対して、このポケモンのお陰で勝率が安定するようになった。また、処理方法が曖昧であったポリ2やラッキー、ブラッキーに対して強く出て行けた。
残飯で無いため、削られすぎないようHPを管理しながらサイクルを回していた。
数多くの物理ポケモンを詰ませたイケメン。
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
特性:ミストメーカー
性格:控え目
163(140)-×-135-156(212)-150-125(156)
波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
H:陽気鉢巻ウーラオスの暗黒強打、水流連打2耐え
C:余り
S:最速テッカグヤ抜き
初手のホウオウが呼ぶ、剣舞ランドロスや鉢巻ウーラオス、広い技範囲でタイプ受けがしづらいカイリューやドラパルトに強い。
今まで使っていたHBではサンダーに対して、自然の怒りを打っても羽休めで回復されるため、サンダーラオスを崩せなかったが、眼鏡で相手に想定外の火力を押し付ける。耐久振りは上から2発で倒すことができる。
レヒレは火力がないイメージがあるのか、ガブやランドが剣舞したり、ボルトが悪巧みをしてきたが、大幅に削ることがで裏で詰めやすくなりeasy winを量産した。
ドラパルト@命の珠
特性:すり抜け
性格:意地っ張り
163-189(252)-95-×-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/竜の舞
上5体では低速なため、高速+積みアタッカーとして採用。火力を重視して意地っ張りで使用。
カバやラグがいないため起点を作りづらく、竜舞をするタイミングが難しいが、積めればステロと合わせて簡単に3タテする性能があった。
珠不意打ちの縛り性能も高く、ストッパーとしても活躍してくれた。
特性がクリアボディで無いせいで威嚇が入るため、ランドロスを後投げされるたび暴れていたが、壁展開や身代わり持ちに臆することなく選出できたので、結果すり抜けで良かった。
【選出】
基本 ホウオウ+相手に合わせて@2
初手で出し負けてもいいように引き先を必ず用意する。ステロを早めに展開し、相手のダイマをいなしてから、ダイマで切り返す。
受け バンギ+ドラパ+@1
バンギのステロで起点を作り、ドラパで崩しにいく。
【きついポケモン】
・ゼルネアス
ホウオウ+ナットレイの選出を強制される。ゼルネを倒しても、別の積みポケに破壊される。
・瞑想日ネク
ナットレイが起点にされる。ホウオウで焼いても無意味
・鉢巻ラオス
レヒレ以外と対面すると、ラオスに1匹は持っていかれる。キツくないパーティーを知りたい。
・剣舞ランド
ホウオウかバンギと対面した瞬間、ほぼ試合が終わる。焼けばワンチャンあるが、そういう時は大体焼けない。
ドラパでしか突破できない。ドラパ受けがいると、ホウオウで火傷を入れ、身代わりからTODしか勝ち目が無い。
他多数
【最後に】
レート2000を目指して潜りましたが、採用率の多いランドロスとウーラオスに対して安定せず、選出がかなり歪んでしまい、最後までその点を改良できませんでした。そのため、勝ちきれないのは当然だったと思います。
来期こそは上位で戦えて、尚且つ良い結果を残せるよう頑張りたいです。
質問等ありましたら、POTATO (@potato_poke27) | Twitterまでお願いします。
【Special Thanks】
ホウオウ+ヌオー+バンギラスの軸に加え、鉄壁ナットレイまで教えてくれて、ぼっちで通話したことのない自分とたくさん通話してくれた上に、何度も構築相談にも乗ってくれた帰宅欲さん
閲覧ありがとうございました。