こんにちは!POTATOです。今期は初の2桁順位と2ROM2000を達成することが出来ました。その構築を紹介したいと思います。最後まで読んでいただけると幸いです。レンタルも公開してます。
【最終結果】
TN LOSER 最高最終2017 最終70位
TN タラプアマガ 最高最終2006 最終115位
※前日までTN ソード、シールドを使用
【構築経緯】※採用順→
→
→
このルールでは、自分の好きな「相手の全てのポケモンに受け出しをしてテンポを取っていく」構築では、伝説のパワーに押し切られ、全ての伝説の対応が不可能と感じたため、回復技で誤魔化すのではなく、少ないサイクルで相手を崩しきる構築を組むようにしました。
構築を組む上でS操作+高火力ポケモンで相手のダイマを切り返す動きが強いと感じたため、非ダイマで強いかつ、相手のダイマに大きくダメージを与えられるとタイプ一致で「ダイアタック」が撃てる珠
を採用しました。
このままだと、地面が一貫しているので、一貫を切れてに強く、前期から強いと感じていたチョッキ
を3体目に、
、
、
の他積みポケモンの切り返しとなれる
を4体目にそれぞれ採用しました。
上記の4体だと、クッションが居なくて使いづらかったので、「ステルスロック+欠伸」でサポートしつつ、「守る」を絡めてダイマを枯らせるを入れました。
最後は襷や襷悪
、風船
、鉢巻
等の対面駒や崩し枠を入れ替えて使ってましたが、
と
が厳しいと感じたので、強めなポケモンを探してS23の記事を見てたら、
が居たので採用して構築が完成しました。
参考にした構築記事(無断転載のため問題があれば削除します。)
剣盾ランクマッチシーズン24使用構築 ストレスフリーザシアンスタン 最高2073最終35位 - タイプバランス命
【コンセプト】
・ザシアンで雑に削って裏のダイマエースを通す
・先行ダイマの押し付けからザシアン、メタモンによる相手ダイマの切り返しと、ラグラージを絡めて相手のダイマを枯らしてから後発ダイマの押し付けるの両立
・各伝説に対して2体以上で対策する(1体だけで見ない)
・勝てない伝説を作らない
【個体紹介】
ラグラージ@食べ残し
特性:激流
性格:呑気
207(252)-130-147(188)-×-119(68)-58 ※最遅
HD-の「ダイジェット」確定耐え
169(特性でSが上がる)の「草結び」確定耐え
一般的なクッションラグ。持ち物は欠伸連打で体力管理ができる食べ残し。ステロ+欠伸ループは勿論、「守る」によるダイマ枯らしがとても優秀。不意の草技や「身代わり」等のメタが激しいので基本的に後発から選出するよう心がけた。選出率は高くはなかったが、選出した時は活躍してくれた。ザシアンがメタモンにコピーされた時に引ける、エースバーンの炎技が半減な点でラグラージにした。最終日は殆ど出さないニートポケモンでした。
ザシアン@朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:意地っ張り
195(220)-239(220)-136(4)-×-137(12)-175(52)
HB-陽気の「地震」確定耐え
意地の先行「エラがみ」15/16で耐え
HD-眼鏡の「アストラルビット」確定耐え
珠の「ダイホロウ」確定耐え
A-余り(出来るだけ高く)
S-S172〜174の意識
巨獣斬/戯れつく/インファイト/電光石火
伝説枠。個人的には、「剣の舞」をするなら「巨獣斬」+「電光石火」で縛り切れる範囲を広げた方が強いと思っている為HAベースで採用。タイプ一致技2つと対面性能と撃ち漏らしを刈り取る「電光石火」までは確定として@1は、当初はイベルドヒドや壁展開意識の「サイコファング」だったが、オーガナットサンダーのナットが「インファイト」を持ってない前提で立ち回ってくるのが、ドヒドイデ、ホウオウに勝てないことよりも不快だったので、「インファイト」にした。(日食ネクロズマ軸に投げれる言い訳にもなる。)ドヒドイデやホウオウは後述の水ロトムが強く出れたので特に問題は無かった。耐性と耐性がとても優秀なので、雑にクッションやダイマ枯らしとしてぶん投げていた。
エースバーン@命の珠
特性:リベロ
性格:意地っ張り
155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)
A-「不意打ち」の火力を上げる為特化
D-DL調整
S-準速
火炎ボール/飛び膝蹴り/ギガインパクト/不意打ち
ガラル最強の兎。タイプ一致ダイアタックによるダイマの撃ち合いに強く、「ステルスロック」、「ダイナックル」を絡めることで削り切れる範囲が広くなる。「飛び跳ねる」はダイジェットを撃ちたい場面が、威力が20も違うダイアタックでいい場面が多く採用を見送った。弊害として、後発のザシアンに隙を見せるがメタモンで切り返せると判断した。「珠アタック」+「不意打ち」がケアされることが殆ど無く、easy winを連発した。「ダイジェット」が無くて負けた試合より、「不意打ち」で拾った試合の方が多かったので、不意打ちを採用して正解だった。
ウォッシュロトム@突撃チョッキ
特性:浮遊
性格:控えめ
157(252)-×-128(4)-162(180)-129(12)-114(60)
H-振り切り
B<D-DL調整
C-余り
S-準速抜き
幅広い構築に広く浅く対応出来る。カイオーガ軸に投げてカイオーガの型を判別しつつ、「ボルトチェンジ」で「潮吹き」の火力を削ぐのが主な仕事。耐性と耐久が優秀で基本的には1発は攻撃を耐えるが、数値が低く、過労死しがちなポケモンなので、HPを削られすぎないように立ち回る必要があった。イベループには、このポケモンが舐められているのかラッキーが出てこないことも多く、イベルタルのダイマを枯らした後にこのポケモンで3タテする試合も少なくなかった。ホウオウにも舐められて、引き先がいるのに突っ込まれることも多数。(放電+ドロポンでH振りホウオウが50%ぐらいで落ちる)。
ポットデス@気合の襷
特性:砕ける鎧
性格:控えめ
135-×-86(4)-204(252)-134-122(252)
CSぶっぱ余りB ※A0
構築のMVP。ネクロズマとムゲンダイナに強く、ザシアンを止めてくるヌオーから崩せて、ラッキーで止まらない神ポケモン。技構成は「シャドーボール」、「アシストパワー」、「殻を破る」は確定として、もう一つはラグラージとヌオーを爆発させる+悪タイプの打点になる「ギガドレイン」にした。天候ダメージ等で削れた襷を回復出来るオシャレムーブも出来る。構築によっては「バトンタッチ」や「不意打ち」でもいいのかなと思う。特性はコピーされたザシアンのストッパー(ザシアンの「電光石火」++2「シャドーボール」でコピーザシアン確定)になれて、足りないアシストパワーの威力を上げれる「砕ける鎧」。殻を破れば悪タイプや先制技程度でしか止まらないのに、ザシアンやエースバーン、メタモンの圧力で舐められた選出をされることが非常に多く、何度も相手の構築を崩壊させた。HP残り1からでも先制技が無ければ止まらない場面も多く、積極的にダイマを切って荒らしてくれた。ダイマによって技威力の低さが気にならないのも強いポイント。何故もっと使われないのかが分からないぐらい強かった。
メタモン@拘りスカーフ
特性:変わり者
性格:陽気
155(252)-×-68-×-69(4)-110(252)
H-ぶっぱ
D-DL調整
S-辺りのスカーフ判定が出来る最速
変身
最高の切り返し枠。選出画面での圧力が凄まじく、伝説枠が出てこないこともしばしば。殆どの人が伝説ポケモンをパクられた時の引き先を用意してたが、一般ポケモンをパクられるのは考慮していない人が多く、ザシアンで大幅に削った後に一般ポケモンをパクることで何度もeasy winを取ることが出来た(ザシアン軸のサンダー、エースバーン、ガマゲロゲ、カイオーガ軸のドラパルト、天候エースなど)。脳死で出しても活躍出来ず簡単に腐ったりするので、出す場面はしっかり考える必要があると感じた。前回のダイマ有り竜王戦では毛嫌いして、全く使おうとして来なかったが、使ってみることで立ち回りや構築の幅が広がったので、何でも使ってみないと分からないということを教えてくれたポケモン。
【選出】
VS
@2(
@1が多め)
6体誰でも選出できる為、柔軟性高め。ヌオーがいる時は、ザシアンを出さないのも選択肢に入る。ヌオー+ザシアンはポットデスで崩しに行きたい。
VS
後発+
、
、
から@2
初手イベルが多いので、初手ダイマを誘発しつつ、ザシアンに素引き。ダイマしてダイアーク撃ってきたらほぼ勝ち。明確なザシアン受け(ヌオーやドヒドナット)や切り返し枠(メタモンやエスバ)がいるのでザシアンを見せ駒兼クッションにしつつ、裏のエスバかミトムの後発ダイマを通す。先にダイマを切らせることとメタモンにザシアンをパクらせないのを意識する。
VS
+@2(
+@1が多い)
初手のミトムのボルチェンからの展開が理想。ザシアンの特性やボルチェンのダメージで早めにオーガの持ち物を判別する。ザシアンで周りを削ってミトムを通すのが理想。
VS
+
@1
ザシアンで荒らして、ポットデスで詰めきりたいが、裏にミミラオスがいることが多い為、とても難しい。HBランドが同居してると相当キツイ。何故か分からないがまあまあ勝てた。受けダイナには当たってないが、ポットデス+エスバでどちらか一貫すると思う。
VS
以外から@3
取り巻きによって選出が変わる。メタモンは黒バド側も意識するので、意外と通らないことが多い。対面処理が出来るミトムやポットデスで出来るだけ被害を抑えて処理したい。1番勝率悪いかも。
VS
+
、
、
から@2が多い
ゼルネに先に展開されないことと、メタモンにザシアンがパクられないようにすることを意識。ザシアンがパクられたらポットデスで、ポットデスがパクられたらエスバの不意で、と言うように一般ポケモンを含めて、メタモンにパクられた時の処理方法を考えておく。ヌオー絡みはポットデスで崩しに行く。
VS
+
+
が多い(
や
も取り巻きを見て投げる)
ホウオウのダイマをいなしつつ、後発ダイマを通しに行く。ミトムかエスバのどちらかが通っていることが多い。特にミトムは舐められているので、トドン等の水無効がいなければ積極的に通していく。
※追記
VS
+
@1
ミトム等で荒らしてポットデスで全抜きが理想。悪タイプがいるときは、ポットデスで荒らして、ミトムやエスバで全抜きのルートを取る。勝率5割ぐらいは保てたので上出来かと思う。余談だが、当初はミトムのストリームで回復量を阻害しながら突破する予定だったが、1舞でザシアンやエスバを抜いてくるHSのサイコファング持ちが多くて、泡吹いて倒れた。その時に見つけたポットデスは本当に神だった!
その他、相手の伝説や取り巻きに合わせて柔軟に対応する
【重いポケモン、並び】
エースバーン
襷なら対面ラグラージ以外勝てないし、珠は誰も受からない。最速珠はほぼ負け(環境に居ないと思って切った。)
ザシアン軸は何だかんだキツい。数サイクル回されると負ける。ザシアンを先に倒させることで相手にメタモンを弱く使わせることを意識した。襷は発狂することで対策とした。
ジガルデ+ブーツヌケニン
どうあがいても崩せない。ジガルデにダイマ切られなければ、エースバーン、ポットデスでワンチャンあるが、裏にはメタモンやヌケニン居て結局無理。一度だけ運勝ちした。
【最後に】
まず、個人的に苦手な竜王戦ルールで結果出せたのはとても嬉しいです。そして初の2桁順位と2ROM 2000に載れたこともとても嬉しいです。ですが、それ以上に2000で保存せずに潜れたことが1番の成長だと感じました。一度溶かしましたが戻って来れたので、チキらず潜って良かったです。自分は続けて良い結果が残せていないので、1シーズンだけ結果出した人にならないよう安定して2000以上で戦えるプレイヤーに慣れるよう努力していきたいと思います。
質問等ありましたらPOTATO (@potato_poke27) | Twitterまでお願いします。
【Special Thanks】
・シーズンを通して通話と構築相談をしてくれて、自分がモチベを保つきっかけになってくれた帰宅欲さんといがたいさん
・最終日メンタルがヘラってる時に朝まで通話してくれたじょにくん
(有り難い事にじょにくんの構築記事にこの記事のリンクを貼ってもらったので、感謝の意味を込めて彼の構築記事のリンクを貼って置きます。時間が有れば、是非彼の構築記事も見に行って下さい!)
【ポケモン剣盾】構築記事S25 最終893位:R1831【一夜城ゼルネドラパ】 - じょに日記!
閲覧ありがとうございました。